戦後のモノづくり日本の時代と比較して、これから未曾有のスピードで進化していくAI時代。
私たちが働く上での意識は、何が変わらないといけないでしょうか。
今までの延長上では、間違いなく通用しなくなる。
特に”スピード感”を持ってやっていかないと何事も後手後手になってしまいます。
すでに、そんな時代に突入しているのではないでしょうか。
意思決定システムが遅い日本の大企業文化
日本は世界に比べて意思決定システムが本当に遅いなと感じます。
承認をもらうために、何度も同じ説明をして、いくつもハンコを押してもらう経験をしたこともいるのではないでしょうか。
(私も会社員時代は何度も経験しました・・・)
良いアイデアが浮かんでも、それを実現するための準備や確認、予算どりに時間がかかり、半年後や1年後に実施するなどのケースもあるのではないかなと。
今の時代であれば、AIの導入や、IoT、ビッグデータを駆使してビジネスモデルそのものが変わっていかないといけないですよね。
新しいことに対するチャレンジに、どこかしら前向きじゃない日本文化も私なりに感じますし、理解の少ない社内関係者をどう説得するかなど、何から手をつけたらいいか悩んでいる人も少なくないと思います。
日本の文化そのものについて、良い面も当然ありますが、変革して行くという意味では枷になっているという考えもできるのかなと。
とくにかくやってみるベンチャー精神が時代に合っている
入念に考えて予測して準備していれば、その間に社会の環境は変わってしまいます。
ビジネスチャンスそのものを失ってしまう可能性も大いにあります。
とにかくやってみる!
とにかく動いてみる!
いきなり完璧なものをつくろうとせず、プロトタイプでも良いからつくってみる。
その小さな成功体験の蓄積をしつつ、ある程度見込みが出れば大きな勝負に出るというスタンスが今の時代は合っているのではないでしょうか。
それは、会社という枠組みの話だけではなく、個人の働き方の中でも言えると思います。
何か新しいことにチャレンジをしたい
何か変化を取り入れたい
その心が出た時点ですぐに動くべきだと思います。
いきなり大きな勝負をしなくても、ちょっと情報を調べてみたり、ちょっとどこかに足を運んでみたり・・・
環境の変化が激しい時代だからこそ、とにかく動いて見るというベンチャー精神が必要な時代ではないでしょうか。
方向性が違うと思えばすぐに修正したり、止めるのも一手。
動きの中で方向性を修正し、軌道修正していくのが良いですね。
99%の失敗も含めて成功という軽いマインドも必要
日本は失敗を恐れる国です。
誰かが責任を取るというのが根強い国です。
しかし、今の時代はそんな文化を真っ向から否定していかないといけないと私は思います。
99%の失敗を蓄積するからこそ、1%の成功がある。
つまり、99%の失敗も含めて成功という軽いマインドを持ち、とにかく前向きに挑戦して行く姿勢が重要だと思います。
まさに、運転しながらタイヤを交換するよなものなのかもしれません。
また、責任や権限というものに縛られすぎるのもよくないですね。
全体が1つの共同体としてのイメージで、自由な風土、自分な文化。
最近、Teal組織というモデルがいろんなところで話題に上がりますが、これからの時代に求められる組織像は今までと全く違ってくると思います。
とにかく、AI時代という大きな津波が押し寄せています。
そんな津波が来ているのに、判断に時間をかけていてはいけません。
とにかくやってみる!やってみよう!
そんなマインドセットがこれからの時代に必要ではないでしょうか。