働き方

サラリーマン社畜を続けることのリスク・デメリット

多くの人が会社に属して、サラリーマンとして働いていると思います。

ただ、そんなサラリーマンとしての働き方に限界を感じつつも、どうその環境を変化すればいいのか悩んでいる人も少なくないと思います。

 

今回は、私がサラリーマン時代に実際に感じていたことも含め、サラリーマンであり続ける上でのリスク・デメリットを紹介したいと思います。

サラリーマンのリスク・デメリット

新しい経験やチャレンジをしなくなる

中には給料や出世が約束されているような組織もあるでしょう。

私自身が新卒で働いていた会社では、5年目あたりになると自分の出世の道や役割ポジションが何となくわかるようになってきました。

 

ただ、そうなると自分の身を守るための行動が優先になって、新しい経験やチャレンジをすることが減ってしまうことにもなりかねません。

自分を高めるために、会社以外での経験をしたり、学びの機会を失っていくということにも繋がっていくと思います。

(実際、平日の疲れを癒すだけの週末になってしまうこともあるのではないでしょうか)

 

市場価値はそこまであがらない

一つの会社に所属して、ずっと同じ仕事をしていてもその人の市場価値はそこまであがらないと思っています。

 

むしろ、いろんな会社やいろんな職種に出会いながら自由な観点を持っている人、

異質なものを組み合わせて新しい価値を生み出せる人がこれからの時代はニーズが高いのかなと感じています。

 

どんどん転職をすればいいというわけではないですが、一つの会社に所属し続けるリスクというものも少なからずあるのではないでしょうか。

 

全体像がわからず部分に入りやすい

特に大企業に多い傾向だと思いますが、仕事や役割が分業化されていることが多いです。

仕事の一部分を下請け会社に丸投げるするように、組織間も同じではないでしょうか。

 

つまり、自分の仕事の全体像がわからなくなりやすいということが言いたいのです。

だから、「自分はこの仕事をやっていれば会社に貢献している、社会に貢献している」と思い込みやすい。

 

また、会社に属すると同じ作業の繰り返しで、全体像がわかりにくくなるという観点もあると思います。

 

組織の命令に従わないといけない

上層で意思決定されたものに対しては基本Yesのスタンスでいなければならないのは本当に酷だと思います。

部署異動、勤務地異動もそうですし、やりたくない仕事も時には選択しなければならないときもあります。

 

やりたくないこと、得意じゃないことがあるけれど、命令には無視できない。

この矛盾の中で働き続けることは、心理的に大きな負担になるのではないでしょうか。

 

最終的に会社は社員を守ってくれない

AIやロボットによる自動化や効率化がどんどん進行していく中、単純な作業やオペレーション業務は真っ先に代替されていくのは間違いありません。

事実、あらゆる産業でこの波は押し寄せています。

 

そうなると、社員のリストラや早期退職などがどんどん増えていくでしょう。

会社が新しい職場を用意してくれるのではなく、社員を守ってくれる保証なんて無いと思った方が正しいと思います。

 

 

サラリーマンはいずれ絶滅する?

戦後の高度成長期のように、モノ作りで大量生産大量消費の時代では、サラリーマンのように社畜になって指示命令に従順な人が必要な時代だったと言えます。

 

毎朝出社時間が決まっていて、お昼休みの時間も決められている。

残業時間も含め勤務時間が管理され、労働時間に応じて給料が支払われる。

 

まさに、今の日本企業の中心がこの制度です。

 

一方アメリカは、すでに1/3(2020年にはそれが1/2となる見込み)の人たちがフリーランスという働き方をしているという数字もあります。

日本に比べて転職することに対してのハードルが低いことや、airbnbやuberなどの個人で仕事ができる環境が日本に比べてあるというのも大きな要因だと思います。

 

日本でもオンラインサロンのようなものが最近流行ってきているが、プロジェクト単位で作っては壊しての流動的組織がどんどん作られていくでしょうし、

自分がこれ面白そうと思ったプロジェクトに参加し、自分の能力を貢献する。

 

時代はまさに、「好きな時に好きな場所で好きなことをやる」という新しい働き方のスタイルに移行しつつあると思います。

 

日本はまだまだこういった働き方の変化が遅い。

少しでも早く新しいことにチャレンジしないとどんどん時代に取り残されていくでしょう。

 

新しい環境に出向き

新しい情報に出会い

新しい人たちと出会い

 

新しいコトをやっていくことに楽しみを覚えたら、この時代をワクワクして働くことができるのではないでしょうか。

 

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