NHKのEテレで放送されている「人間ってナンだ?超AI入門シーズン3」。
現代は「IT×●●」というように、あらゆるものにITが入っている時代です。
そして、人工知能(Artificial Intelligence)の進化・発展に伴い、近未来は様々な分野で「AI×●●」となっていくと私は考えています。
だからこそ、多くの人がAIの最低限の知識と理解をしておくべきではないでしょうか。
この番組では、AI技術の紹介、また実際の活用事例なども取り上げられていて、超AI入門というように非常にわかりやすく面白い番組ですので、毎回備忘録的に記事として残しています。
シーズン3では、実践編。第11回のテーマは「老いる」です。
健康×テクノロジー=ヘルステック
自分の写真を正面と横から撮って、体の歪みなどの姿勢をチェックし、改善方法を提案するというアプリが紹介されていました。
体についての情報を教えてくれるAIがどんどん進んでいるなと実感します。
ジムなどでパーソナルトレーナーを一人ひとりつけることは難しいものです。
だからこそ、このようなアプリの開発を行なっていると開発者の方もコメントされていましたね。
また、人間は継続できない生き物なので、AIを使ってできるだけ続けられるようなサポートをしていきたいともおっしゃっていました。
例えば、やったこと、起きたことの記録を残したり
人それぞれに合ったタイプ(例えば褒めたり怒ったり)の伸ばし方をしたり
このようなデータがどんどん蓄積されることで、より人に寄り添ったサービスになっていくのかなと思います。
介護現場で活躍するAIロボット
服の着脱という生活の基本活動をサポートする、着衣解除ロボットが紹介されていました。
どうやって強化学習をしたのかも紹介されていましたが、服がどういう風にからまっているのかをモーションキャプチャーを使って3次元データとして蓄積したそうです。
介護のシチュエーションによっては、人ではなくロボットの方がメリットが大きかったりするところもあります。
このような介護ロボットの発展は、いろんな分野での活躍が期待されると思います。
日々の生活のサポートをAIやロボットがするのが当たり前になる世の中もくるかもしれませんね。
むしろ、高齢化社会に凸有しているので、それが当たり前の社会になって、うまく共存していけばいいなと個人的に思います。
AI時代の介護とは
「AIが人間を傷つけないまでも、尊厳を損なうような態度で設置したりする可能性はある」と倫理学者のウェンデル・ウォラック氏。
テクノロジーをつかうのが良いのかそうじゃないのが良いのか・・・
AI時代の介護のあり方というものが今後もっともっと議論されていく必要性があるのかなと感じました。
感想
人間にとって避けることができない”老い”というもの。
物質的な人間の体は必ず老いるものです。
健康の分野がもっともっと発展し、そもそも老いない体になっていっくことも考えられますし、
老いた体でも支障なく日常生活を送れるようになっていくことも考えられます。
テクノロジーをどう使うのかが本当に重要だなと思いますし、
AI時代ではどう生きたいのかというテーマもしっかり考えていく必要があるなと思います。
オススメ図書
番組にも出演されている東京大学の松尾教授の講演をお聞きした際に、人工知能関連の推薦図書が紹介されていました。
私もこれらの図書を通して、一般的な知識は身についたと思っていますので、興味のある方はぜひお手にとってみてください。
・入門書として
・読み物として