人工知能

デバイスのAppleと知能のGoogleによって変わるユーザ体験

2026年に入り、私のデジタルライフは完全にGoogleの「Gemini」へとシフトしました。仕事の効率化から日常の壁打ちまで、AIが生活の一部となっています。

そんな中、飛び込んできた大きなニュース。

年内登場予定の次世代「Siri」に、Geminiが搭載されることが決定しました。

これまでiPhone、Mac、Apple Watchと、身の回りをApple製品で固めてきた私ですが、正直に告白すると、これまでSiriを積極的に活用したことはほとんどありませんでした。

しかし、今回の「ハードウェアのApple × 知能のGoogle」という提携は、これまでのUXを根本から塗り替える可能性を秘めています。

1. 物理デバイスと知能がシームレスに繋がる

現在、私はApple Watchを常に身につけていますが、その主な用途は通知の確認とワークアウトの記録でした。

これがGeminiを搭載した次世代Siriに進化するとどうなるか。 例えば、Apple Watchに向かって一言つぶやくだけで、連携しているGoogle Workspaceのカレンダーに予定をねじ込んだり、複雑な会議の予定を前後関係を読み取って調整したりすることが、驚くほどスムーズになるはずです。

「デバイスはAppleだけど、サービスはGoogle」という、多くのユーザーが抱えていた小さな壁が、AIという触媒によって消えていく。そんな未来が、すぐそこまで来ています。

2. 「記録」から「コーチング」へ。17kmの走りが変える体験

昨日、私は17kmの距離を走りました。 これまでのウェアラブルデバイスは、走った距離、心拍数、ペースを「記録」するまでが役割でした。

しかし、これからはそのデータが「自分専用にチューニングされたAI」によって読み解かれる時代になります。

私のヘルスケアデータや、これまでのワークアウトの履歴をすべて把握したAIコーチは、きっとこんな提案をしてくれるでしょう。

「昨日の17km走、お疲れ様でした。心拍変動(HRV)を見ると、少し疲れが残っているようです。今日のスケジュールには余裕がありますし、激しい運動は控えて、少し早めに休む構成にしませんか?」

これは単なるデータの羅列ではなく、私のコンディションに寄り添った「パーソナライズされた体験」です。

3. 2026年、UXは「予測」のフェーズへ

これまでのITツールは、こちらが操作して初めて動くものでした。 しかし、Appleの強力なプライバシー保護とGeminiの高度な推論能力が組み合わさることで、AIは私たちの意図を「先回り」してサポートしてくれるようになります。

フリーランスとして活動する中で、時間は最も貴重なリソースです。 AIが自分の体調やスケジュールを管理し、最適な意思決定をサポートしてくれる。そんな映画のような未来は、実験室の中の話ではなく、今年私たちの手元にやってくるのかもしれません。

Apple Watchをタップして、Geminiと会話する。 その一歩が、新しいライフスタイルの始まりになることを確信しています。

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