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<<イベント開催報告>>【テクノロジー×未来×学び】〜最新テクノロジーの今とindustry5.0〜 Vol3

10/28(日)にイベント開催しましたので、開催報告です。

 

【テクノロジー×未来×学び】最新テクノロジーの今とIndustry5.0というテーマで、イベントを主催して早3回目。

 

今回の中心テーマは、

・仮想現実(VR:Virtual Reality)

・拡張現実(AR:Augmented Reality)

・複合現実(MR:Mixed Reality)

 

こういった技術によって、社会はどう変化していくのか?

また、社会の変化に伴って私たちにはどんな可能性と本質的な課題が隠れているのか?

 

それを深められる場になったと思います。

 

未来の事に対してもっと関心を持って欲しい

そもそも私がこのイベントを仲間とともに開催している背景の1つに、もっと未来のことに関心を持って欲しいというのがあります。

 

私自身も数年前まではそうでしたが、仕事をしていると目先のことでいっぱい。

社会のこと、新しいテクノロジーのこと、未来のことなどなかなかアンテナを広く持つことができません。

 

給料のことや、パートナーなどの人間関係のこと、また休日何するかなど・・・

本当に目先のことで忙しくなりがちです。

 

でも、時間は必ず進み、未来は現実になっていくわけなので、少しでも早く準備したもん勝ちだと思っています。

そして、一人で準備するのではなく、アイデアや学びを共有していくことが本当に大事だと思っています。

 

だからこそ、ちょっと未来のことを楽しく交流しながら一緒に考えていければ嬉しいですね。

 

あらゆる分野で導入されて行くVR・AR・MR

まだまだ広く一般的という程ではない印象ですが、体験されたことがある人、ネットなどで拝見したことがある人も多いのではないでしょうか。

単にゲームや娯楽という分野に止まらず、あらゆる産業に活用されていくであろうこれらの技術。

 

調べると意外なもんで、活用範囲がめちゃめちゃ広いということがわかりますね。

これから数年で劇的な成長を見せるであろうこれらの市場。

 

ただ、テクノロジーを活用するという便利さの一方で、私たち人間にとってどんな本質的な課題があるのか?

 

光があれば闇がある

陰があれば陽がある

プラスがあればマイナスがある

 

良い面悪い面の両方を同時に見て行く必要がありますね。

 

仮想現実(VR)で得られる効果

仮想現実とは、「コンピュータ上で現実に似せた仮想世界を作る技術」です。

 

仮想世界とは言え、圧倒的な没入感と臨場感で人間は体験や経験を得ることができる。

 

机上の知識より、体験や経験に勝る学習方法はありませんね。

VRを使ったシミュレーションやトレーニングなど、どんどん活用されていくと思います。

 

仮想現実(VR)の本質的な課題

VRの本質的な課題、危機的な側面とは一体なんなのか?

 

イベントの中ではたくさん語られていますが、せっかくなので3点ポイントだけご紹介したいと思います。

 

現実逃避

仮想現実は、圧倒的な没入感と臨場感が1つの特徴です。

現実に楽しさを見出せず、現実逃避になって仮想現実の世界で生きるような人も出てくるかもしれません。

 

アイデンティティクライシス

実際に過去の事例でもあるそうですが、脳が錯覚して自分という概念が書き換わって行く・・・

つまり、自分とはなんなのか?どこまでが自分なのか?

そういったアイデンティティに直結するような質問が出てくるのが危機的な側面の1つと言えるのではないでしょうか。

 

感動センスの麻痺

刺激や非日常の体験を仮想世界で覚えてしまって癖になってしまえば、逆に現実世界での喜びや感動が失われて行きます。

また、何気ない一瞬一瞬に感動できるセンスが失われ、現実欠乏症になっていく可能性も考えられますね。

 

これからの時代に必要なゲーム感覚

みなさん、「レディ・プレイヤー1 」という映画をご覧になられたことがありますか?

 

仮想現実で生きる人たちの様子が描かれた映画なんですが、映画の中ではどんな自分にもなれてなんでもできるという環境です。

 

ただ、それが仮想現実の中だけではもったいない。

この現実自体をゲームのように捉え、ゲームが成り立つ3要素である敵もゴールも目的も現実に合わせて自ら設定し、それを楽しんで超えていく能力って本当に重要ではないでしょうか。

 

VRなどの技術が進化して社会の一般常識になっていく一方で、この現実も同時に楽しむ”ゲーム感覚”の能力も養っていく必要があると思います。

 

そんな感覚をインストールした人たちが連携することで、AI時代の先の未来を設計していけるような気がします。

 

イベントの様子

イベントの様子を紹介させていただきますね。

 

毎回、プレゼンターを務めてくれている大川さん。

整理能力と伝達能力などどれをとっても本当にピカイチだなと私も感じますし、一言一言がわかりやすいと定評があります。

 

一方的な発信ではなく、ディスカッションや意見交換、共有などを行いながらイベントは進行します。

 

 

終わりに

人間の欲求がある限り、テクノロジーの進化によって社会が変革していく流れは止めることができないと思います。

むしろ、今までの常識を疑うくらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。

 

テクノロジーの進化から何を学ぶか?

 

このことが本当に大事になってくるなと私自身も改めて感じさせていただきました。

 

特にVRなどの技術が一般化されるほど、私たちの現実に対する理解は大きく変化していくのは間違いありません。

 

現実って何?

私って何?

人間って何?

 

もっと突き詰めていくと、リアリティーって何?

 

そんな究極の質問に人類は答えを出していかなければならない時代的なタイミングに来ているのかなと思います。

 

次回のお知らせ

次回は、11/16(金)19:00〜博多近辺で開催を予定しています。

テーマは「お金」

 

テクノロジーによってお金の概念、お金の意味価値はどう変わって行くのか?

 

キャッシュレスサービス、仮想通貨、ブロックチェーン、FinTech、ベーシックインカム、etc・・・

 

お金にまつわるテクノロジーから、共に学びを深められる場にしていければと思っています。

 

バックナンバー

過去の開催報告も合わせてご覧ください。

 

第1回目の開催報告:テーマ「社会主義国中国のテクノロジーの今、IoT×AI×ビッグデータの革命」

第2回目の開催報告:テーマ「健康や医療にまつわるテクノロジー」

 

 

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