【AI×働く】人間って何だ?超AI入門シーズン3第12回

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NHKのEテレで放送されている「人間ってナンだ?超AI入門シーズン3」

 

現代は「IT×●●」というように、あらゆるものにITが入っている時代です。

そして、人工知能(Artificial Intelligence)の進化・発展に伴い、近未来は様々な分野で「AI×●●」となっていくと私は考えています。

だからこそ、多くの人がAIの最低限の知識と理解をしておくべきではないでしょうか。

 

この番組では、AI技術の紹介、また実際の活用事例なども取り上げられていて、超AI入門というように非常にわかりやすく面白い番組ですので、毎回備忘録的に記事として残しています。

 

シーズン3では、実践編。第12回のテーマは「働く」です。

働く環境で導入されつつAI

自動車部品で出来上がったものをチェックするAI

オブジェクトディレクション(物体検出)という技術を使い、検品を行うAIが紹介されていました。

 

この物体検出というのは、ある画像の中から定められた物体の位置とカテゴリを見分けることで、SNS上で増えている顔検出を同じですね。

 

製品の運搬にも使われるAI

また、工場全体の地図情報から位置を検出し、適切な場所に移動するというものも紹介されていました。

 

自動車部品の工場では、「物を運ぶ人」「ものづくりに従事する人」「検査する人」が2:6:2の割合だそうですね。

両サイドの2割2割の部分をAIを導入することで、真ん中の6割にシフトさせていくことが期待されているとのこと。

 

効率性と均一性が求められるところにAI導入が力を発揮するのは間違いないでしょうし、

結果的に人間が本来力を入れてやるべきことにシフトしていくことができればそれはメリットが大きいことなんでしょうね。

 

 

介護施設で働くロボット

番組後半で出てきましたが、廊下を歩きながらエレベーターを探したり自律的に動くロボットの研究も進んでいるようです。

一度施設を走ることで空間をマッピングし、どんどん賢くなっていきます。

 

介護現場では、介護職の人が介護以外のところに時間を割かれていることも実際多いそう。

そういうところはロボットにまかせるなど、ロボット導入で今後分担が進んでいくのかなと思います。

 

水の計量を行うロボット

適切な量を測り、粘度を認識したり、きちんと注ぐというロボットも紹介されていました。

これは、1人の技術者の注ぎ方を教師データとしてしているそうです。

 

このことをもっと拡張させてイメージしたとき、

自分の学習データを売る時代がくるかもしれないとコメントされていましたが、、確かにそんなビジネスがあってもいいなと思いました。

 

熟練の職人などは、後継者問題や技術継承問題などがありますが、

AIを使ってその問題の解決も夢ではないかもしれないですね。

結果的に、本人が手をかけて作ったものが逆に価値が高くなったりしていくかもしれません。

 

スポンサードリンク

人間の仕事は無限にある

AIやロボット導入によって、単純労働が奪われるという意見も世の中では多いですが、

「人間は考える生き物なので、全ての仕事がAIに奪われたとしても次を考えるもの」

と番組内でコメントがありました。

 

また、人間の体(ハードウェア)の特徴についても松尾教授がコメントされていましたが

人間の体はこれだけ軽量で、皮膚にセンサーも内臓されまくっている。

他にも柔軟に関節が連携して動くこともできるし、確かにそう考えてみるとすごい神秘的で偉大な機能を持っているということに気付かされます。

 

 

少数パラメーターの科学から多数パラメーターの科学へ

今まで科学技術がやってきたのは、ニュートン力学などのように少ない変数のモデルから導くもの。

つまり、少ないパラメーターでモデル化できることだけを人間が理解・発見してきたとありました。

 

ただ、ディープラーニングを使って入力も出力も変数がたくさんある状態を処理できるようになってきている。

確かにそう考えた時に、人間が今までモデル化できていないだけで、もっとモデル化できるものはたくさんあるはずですね。

 

当然、科学のあり方が大きく変わっていく。

『「人間がわかる」ことの限界を人間がわかる必要がある』

という言葉が出てきましたが、あぁ本当にその通りだなと思います。

 

 

AIがもたらす新たな時代

宇宙物理学者のマックス・テグマーク氏の言葉があったので、丸々紹介します。

『我々は何のために生きるのでしょうか

機械のほうが何でも上手に安くできるのなら人間であることの意味は何か

我々は選択を迫られています

一つは状況に満足し「すべての人間を時代遅れにする機械を作ろう」

「結果なんて気にしない問題なんて起きないだろう」ということです

もう一つはもっと野心的に

ワクワクするようなハイテクな未来を思い描きそれを実現する方法を見つけ出すことです。

私はこちらを目指しています。

「人間に何が起きるのであろうか」と問うことは間違っていると思います。

それでは未来の訪れをただ待っているだけの受け身で無関心な傍観者です。

未来は我々がつくるものです

ですから「どうなりたいか」を問いましょう。

そしてそれを実現する方法を見つけだすのです』

 

スポンサードリンク

感想

AIのアルゴリズムとロボットの柔軟性などソフトとハードの両方の進化によって

私たちの生活や仕事のあり方というのは大きく変わっていくのは間違いありませんね。

 

人間とAIのそれぞれの可能性をお互いに引き出していくことで、AI時代という新たな時代を皆んなで考えていかなければならないと思います。

 

人間の今までの認識とは全く違う認識のあり方が必要だなと思いますし、

認識の変化によって見える世界は大きく変わるなと。

 

あと数年でどこまで社会は変わるのか。楽しみです。

 

オススメ図書

番組にも出演されている東京大学の松尾教授の講演をお聞きした際に、人工知能関連の推薦図書が紹介されていました。

私もこれらの図書を通して、一般的な知識は身についたと思っていますので、興味のある方はぜひお手にとってみてください。

・入門書として

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの 松尾 豊 (著)

 

・読み物として

人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き ジェリー・カプラン (著)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*