【AI×働く】人間って何だ?超AI入門シーズン2第12回

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NHKのEテレで放送されている「人間ってナンだ?超AI入門シーズン2」

AI技術の紹介、また実際の活用事例なども取り上げられていて、超AI入門というように非常にわかりやすく面白い番組です。

 

現代は「IT×●●」というように、あらゆるものにITが入っている時代。

そして、人工知能(Artificial Intelligence)の進化・発展に伴い、近未来は様々な分野で「AI×●●」となっていくでしょう。

 

日進月歩で開発が進むAIの進化の先に、どんな未来が待っているでしょうか?

さて、シーズン2の第10回のテーマは「働く」です。

AIが人間の仕事を奪う?

「AIが人間の仕事を奪う」という言葉や勝手なイメージが一人歩きすることがありますが、

最近になってはAIへの理解が広がり、「AIが人間の仕事を奪う」ということに対しての実情が明らかになってきています。

 

仕事そのものがなくなるというより、「AIと共に働く」「AIが共に働く場」が広がっていくのが正しい解釈でしょう。

 

今、働くことの定義が多様化している現代と言えます。

 

AIと私たち人間が共創した社会では、

AIにとって、人間にとって働くとは一体なんなのでしょうか。

 

スポンサードリンク

AIと人間がともに「働く」未来

自動収穫ロボット

機械がアスパラガスを判定し、収穫するというものが紹介されていました。

カメラを内臓した機械がアスパラガスを認識し、判定するところにAIが使われているそうです。

 

なぜ、こういう機械を作ったのかというと労働から解放されたいという人間の欲求があるとのこと。

収穫作業みたいな単純労働作業はAIやロボットで代行し、もっと人間がクリエイティブな分野に時間を投資していくべきなのでしょう。

 

以外に単純作業に人間は時間も労力も使っているのは確かです。

こういったAI搭載ロボットがどんどん市場に出てくることで、農業分野は大きな変革期を迎えるのかなと思います。

 

AIアシスタント

デジタル上で動くバーチャルヒューマンエージェントも紹介されていました。

人間のような顔のあるインタフェースにすることで、レスポンスレート(回答率)やレスポンスタイム(応答時間)も大幅に向上するという研究結果もあるそうです。

 

人間と機械の対話で、実態がそこになかったとしても、より自然な会話をしていく上では、リアリティーや人間っぽさに関する研究も重要なんだなと思いますね。

 

合わせて、AIが感情を持つことができるのか?ということに対しても議論がありました。

 

AIは人間や人間同士の交流について学習していくので、いずれ人間の感情も理解しはじめる。

しかし、最終的には人間とは違った種類の感情を持つ可能性もある。

 

この言葉には確かにそうだなと思いました。

感情認識型ロボットなどもどんどん増えていけば、人間に寄り添うのは人間じゃないという世界が待っているのでしょうか。

 

シミュレーションと現実(リアルワールド)を繋ぐ

AIの学習において、教師データの蓄積は非常に重要と言われています。

 

しかし、現実(リアルワールド)の訓練データは様々な制限があるので溜めにくい。

そこで、シミュレーター上でのデータは取るという取り組みをするようです。

 

現実以上の環境を仮想的につくりあげ、ありとあらゆる状況を網羅しながらシミュレーターで学んだものを現実(リアルワールド)に取り入れるという手法。

 

人間が体験経験できることをはるかに凌ぐことは容易に考えられますが、

ここに人間とAIが争っていてもなんの意味もないなと感じました。

 

働くことの定義

「目的関数を定義できるものは、AIによる学習は非常に早い。」

「ただし、生物のように目的関数がはっきりと定義できないものは、学習でやれないので進化的にやっていくしかない。」

という話がありました。

 

今回のテーマが「働く」ということですが、

新しいことを創造していく分野はやっぱり目的関数を定義するのは難しいと思うので、そこは人間が中心となってやっていくべきなのかなと思いました。

逆に一度目的がはっきりしたものを、繰り返し実行するようなものはどんどんAIに置き換えていけば良いという考えもできるのではないでしょうか。

 

人間の「働く」という定義が、単に目の前のタスクをこなすことではなく、

どんな問題を解決するのかという創造性の溢れるものになっていくのかなと思います。

 

 

スポンサードリンク

人間の知能は2階建て

以前にも紹介されていましたが、人間の知能について整理されていたので繰り返しになりますが記録しておきます。

 

・見たり聞いたりという様々な経験に基づく具体的な体験が1階

・抽象的な言葉による情報処理が2階

2階部分が1階部分を駆動するような構造の仕組みになっているのは、動物の中でも唯一人間のみ。

 

具体的なものから抽象的へ。

抽象的なものから具体的へ。

 

体験や経験を進化させるより、知能を進化させることで生存能力を高めてきたのが人間と言えます。

 

シンギュラリティー

シンギュラリティーという言葉は、もうかなり一般的な言葉になった印象ですね。

シンギュラリティーは、未来学者レイ・カーツワイルが唱えた言葉で、「自らを改良し続けるAIの出現によって訪れる転換点」としています。

AIと人間の関係が決定的に変わる転換点が、2045年と言われているのです。

 

科学技術の進歩が加速度的なのは明らかです。

日進月歩ではなく“秒進分歩”のAI技術の行く先はこれからどうなっていくのでしょうか。

 

私たち人間は、この世界でどう働くのか?

人類の歴史はシンギュラリティーの先にどうなっていくのか?

 

悲観的に捉えるのではなく、前向きに向き合いながら、

人間とAIの共創社会を創っていく必要性があると思います。

 

感想

今回は、「働く」というテーマでした。

 

働くということが多様化している今ですが、私たちの仕事の概念はこれから大きく変わっていくと思います。

今、仕事と思っている仕事は近い将来仕事じゃないかもしれません。

 

AIを活用することで、またテクノロジーとテクノロジーを組み合わせることで、今までより確実に生産性や効率性があがっていくと思います。

日進月歩ではなく秒進分歩と表現されるくらい、その波は本当に私たちが思っている以上に加速度的に成長していくのでしょう。

 

今までの常識を常識と思っている時点でダメだと思います。

むしろ変化に柔軟にならなければ、これからのAI時代を生き抜いていくことはできないのかなと改めて感じました。

 

さて、シーズン2を終えて、今後どうなるのかなと思っていたのですがシーズン3に続くようです。

シーズン3では、より実践現場に即した形でAI最前線が紹介されるということで、今後も楽しみに視聴したいと思います。

 

 

オススメ図書

番組にも出演されている東京大学の松尾教授の講演をお聞きした際に、人工知能関連の推薦図書が紹介されていました。

私もこれらの図書を通して、一般的な知識は身についたと思っていますので、興味のある方はぜひお手にとってみてください。

・入門書として

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの 松尾 豊 (著)

 

・読み物として

人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き ジェリー・カプラン (著)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*